ブラック企業に負けない残業代請求

近年取り沙汰されている言葉の中に、ブラック企業というワードがあります。
こちらは、ハラスメントや給与に関する不当な扱いによって従業員を苦しめる企業のことです。
今回はそんなブラック企業の特徴と残業代請求の方法について詳しく見ていきましょう。
ブラック企業という言葉は最近になって生まれたため、明確な定義がないまま使用されている感があります。
初めての就職がブラック企業で、そのまま現在も働き続けているという人の場合、自分の会社がブラック企業であることに気づいていないことも少なくないのです。
ブラック企業の特徴として最初に数えられるのは、限度を超えた長時間労働です。
労働基準法では1日8時間、週に40時間を超えた労働を時間外労働と呼んでいます。
いわゆる残業と呼ばれる制度ですが、ブラック企業では当然のように残業が行われている傾向にあるのです。
度重なる残業によって肉体的、精神的に追い込まれ、過労死という形で人生の幕切れを迎えてしまった人たちのニュースを聞いたことがある人もいると思います。
残業が当然、残業をしないのは悪いことという意識を従業員に抱かせる社風や雰囲気がある企業は、ブラック企業の可能性が高いといえます。
また、残業をさせるだけさせたうえで、残業代を支払わないという企業は間違いなくブラック企業の素養を持っています。
未払いの残業代を請求する権利を労働者は持っているのですが、その権利を行使させるまでもなく働かせてしまうのがブラック企業の特徴です。
また、労働基準法では週に最低1度、もしくは4週間で4日の休日を設けることが定められています。
ブラック企業の場合、休日出勤は当たり前で当然のように割増賃金は支払わないといったケースも多いようです。
ご紹介したような特徴を持つ企業に勤めている方は、意識を改革して残業代の請求に乗り出しましょう。
残業代を請求するには、自分が労働基準法に定められた時間を超えて勤務したことを示す証拠を集めることが重要です。
タイムカードや業務に用いた機器の使用者の記録、社員同士でやり取りした業務用メールアドレスでの会話など、仕事をしていたと確認出来る証拠を集めてください。
これをもとに会社と交渉しても残業代が支払われない場合は、内容証明で残業代の請求書を送付します。
これでも支払いを渋るのであれば、弁護士を味方につけて労働審判や訴訟という手段に臨むほかありません。
ブラック企業に押しつぶされてしまう前に声を上げることは、一緒に働いている仲間たちを救うことにも繋がります。
残業代請求をきっかけに企業の体質を変えて、より働きやすい会社へと帰る努力をしましょう。

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